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スケジュール管理が苦手なのは障害のせい?発達障害・精神障害の特性と対処法

「予定を立ててもすぐに忘れてしまう」「気づいたら時間が過ぎていて遅刻ばかり」「やるべきことは分かっているのに行動に移せない」──こんな悩みを抱えていませんか?

スケジュール管理が苦手というのは、単なる「だらしなさ」や「意志の弱さ」ではなく、発達障害や精神障害など、障害特性が関係している可能性があります。

この記事では、「スケジュール管理が苦手」という悩みの背景にある障害特性やそのメカニズム、具体的な対処法や支援策について詳しく解説します。自分を責める前に、「なぜうまくいかないのか?」を一緒に見つめ直し、より良い方法を探していきましょう。

スケジュール管理が苦手な背景にある障害

■ ADHD(注意欠如・多動症)
・時間の見積もりが苦手
・先延ばし癖や、注意散漫で予定を忘れる
・興味のないタスクに集中できない

■ ASD(自閉スペクトラム症)
・変化や柔軟な対応が苦手で、予期せぬ予定変更に混乱
・一つのことに集中しすぎて他の予定を忘れる
・「なぜその時間にそれをするのか」の意味づけが難しい

■ 精神障害(うつ病、統合失調症など)
・意欲の低下により、計画を立てること自体が億劫
・集中力や判断力が落ち、スケジュールをうまく組めない
・過度なプレッシャーでスケジュール自体がストレスになる

障害特性に合った8つのスケジュール管理法

  1. 「時間」を見える化するタイマー活用
    理由:ADHDの方は「今から30分」が感覚として捉えにくいからです。
    方法:タイマーやアプリを使い、「あと何分」を可視化します。
    効果:集中力が持続しやすく、予定の時間内に動きやすくなります。
  2. ToDoリストを3つに絞る
    理由:タスクが多すぎると混乱して逆に動けなくなるからです。
    方法:1日にやることを「最優先」「やれたらラッキー」「明日でもいい」に分けて管理。
    効果:達成感が得られ、自己肯定感も向上します。
  3. 1日の流れを「ルーティン化」する
    理由:ASDの方は予測可能性のある行動が安心感をもたらすからです。
    方法:朝起きてから寝るまでの行動を同じ順番に決める。
    効果:予定変更のストレスが減り、生活が安定します。
  4. 予定を「可視化」するカレンダー活用
    理由:視覚的に予定を見ることで、理解や記憶に役立つからです。
    方法:Googleカレンダーや紙の手帳に色分けして予定を記入。
    効果:何をすべきかがひと目でわかり、漏れが減ります。
  5. 「過去にできたこと」を記録しておく
    理由:精神障害では「できない自分」ばかりに意識が向きがち。
    方法:日記やアプリで「今日できたこと」を毎日記録。
    効果:自信回復につながり、行動のハードルが下がります。
  6. 予定の「予備時間」を必ず設定する
    理由:急なトラブルや集中切れに対応できなくなるからです。
    方法:予定間に10〜15分の空き時間をあらかじめ入れておく。
    効果:遅れに対するストレスが減り、リカバリーがしやすくなります。
  7. 支援者やアプリに「リマインド」してもらう
    理由:予定自体を忘れてしまうリスクがあるからです。
    方法:リマインダー機能や、家族・支援者との共有スケジュールを活用。
    効果:忘れによるトラブルが減り、安心して予定を立てられます。
  8. やってはいけない:「完璧」を目指す
    理由:「全部こなさなきゃ」という思い込みが失敗体験につながります。
    方法:「できたこと」に目を向け、柔軟な対応を許容する。
    効果:自分を責めず、継続しやすいスケジュール管理が実現します。

Q&A:よくある疑問

Q. スケジュールを立てても守れないのは甘え?
A. いいえ、それは脳の特性による可能性が高いです。自己管理が苦手なのは意志の問題ではありません。
Q. アプリやツールで改善できる?
A. 多くの人が効果を感じています。ただし「合うツール」を見つけるまで試行錯誤が必要です。
Q. 支援はどこで受けられる?
A. 発達障害者支援センターや就労移行支援事業所などで、スケジュール管理の指導や個別支援が受けられます。
Q. 精神科や心療内科で相談していい?
A. はい。スケジュール管理の困難が生活に影響しているなら、医師への相談が第一歩になります。

まとめ

スケジュール管理の苦手さには、障害特性という根本的な原因が隠れていることがあります。ADHDやASD、うつ病などの影響で「計画→実行」がうまくいかないのは、決して甘えではありません。

この記事で紹介した対処法やツールを活用しながら、自分に合った方法を見つけていくことで、少しずつでも生活は安定していきます。

「できない自分」ではなく、「できる方法」を一緒に探していきましょう。