障がいのある方の就職と活躍をサポートする大阪の就労移行支援事業所です

06-6543-5577 電話する

メールでお問い合わせ
※フォームに移動します
メール
LINEでお問い合わせ
@iei4287x
LINE

電話受付 9:00~18:00 メール・LINE受付 24時間

-TOPICS-

トピックス&ブログ

障害者の「検査」って何をするの?種類・流れ・費用をわかりやすく解説

「もしかして障害かも?」そう思ったら、まず検査から始めよう

「子どもの発達が気になる」「大人になっても仕事が続かない」「対人関係がうまくいかない」――そんな不安から「障害があるのでは?」と考える人は少なくありません。

でも、障害の有無は見た目では分からないことが多く、正しく理解し適切な支援を受けるには、医療機関や専門機関での「検査・診断」が不可欠です。

この記事では、「障害者の検査とは何か?」という基本から、発達障害・知的障害・精神障害などの検査方法、検査の流れ、費用、必要な準備まで、初心者にもわかりやすく解説します。大阪・東京・福岡・名古屋など、全国どこでも共通の知識です。

障害者の検査とは?目的と種類

なぜ検査が必要?

障害の特性を客観的に把握することで、適切な診断・支援・配慮を受けるため。就学・就労・福祉制度の利用にもつながります。

主な検査の種類

  • 発達障害(ASD・ADHD):発達検査(WISC・WAISなど)、問診、行動観察
  • 知的障害:知能検査(田中ビネー、KABC-Ⅱなど)、適応行動検査
  • 精神障害(うつ・統合失調症など):心理検査(ロールシャッハ、MMPI)、診察・面接
  • 身体障害:医療機関での診断書、画像診断や機能検査

検査を受けるタイミング

  • 子どもの発達に不安を感じたとき
  • 大人になっても生活・仕事で支障を感じるとき
  • 福祉サービスや障害者手帳の申請を考えるとき

事例:名古屋のEさん(35歳・男性)

職場でのミスが多く、発達障害を疑って精神科を受診。WAIS-Ⅳ検査でワーキングメモリの極端な弱さが判明し、ASDと診断。就労移行支援を利用して事務職に転職しました。

検査の流れと8つの準備・注意点

1. かかりつけ医または精神科に相談

まずは不安を話して、必要性を確認。紹介状が必要な場合もあります。

2. 初診・問診

これまでの困りごと、家族歴、生活状況などをヒアリング。正直に話すのが大切です。

3. 必要な検査を医師が判断

知能検査・心理検査・発達検査などから必要なものが選ばれます。

4. 検査実施(1~3回)

検査は1回で終わるものもあれば、複数日にわたることも。

5. 結果説明(1~2週間後)

検査の結果と所見を医師から説明されます。必要に応じて診断名が付けられます。

6. 支援制度の相談

診断書をもとに、障害者手帳や福祉サービス(就労移行・B型作業所など)を検討します。

7. 二次検査や再評価が必要な場合も

一度で明確な結果が出ない場合は、経過観察や再検査を行うことがあります。

8. 家族・支援者との共有

本人だけでなく、家族や関係機関とも共有して支援につなげましょう。

Q&A:障害者検査に関する疑問

Q1. 検査費用はどれくらい?

A. 保険適用で数千円~1万円程度。自費だと2~5万円かかることもあります。

Q2. どこで受けられる?

A. 精神科・心療内科、小児科、発達障害支援センター、児童相談所、心理センターなど。

Q3. 障害と診断されたくない…

A. 検査は「ラベルを貼る」ためではなく、より良い支援につなげるためのもの。診断名の有無は強制ではありません。

Q4. 検査だけで手帳はもらえる?

A. いいえ。診断と医師の意見書をもとに、市区町村に申請が必要です。

まとめ:検査は「納得と支援」への第一歩

自分や家族の「生きづらさ」に気づいたとき、それが障害かどうかを見極めるための第一歩が「検査」です。怖がる必要はありません。

大阪・東京・名古屋・福岡など、どの地域にも検査・診断の受けられる医療機関や支援機関があります。早めの相談が、より良い未来を拓くカギになります。