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【診断書の有効期間はどれくらい?】就労支援・手帳申請・福祉制度での注意点

「診断書って、いつまで使えるの?」と不安なあなたへ

「診断書を出したのは3ヶ月前だけど、まだ使える?」「就労支援に使った診断書って他の制度にも出せる?」「再発行って必要?」――こうした疑問は、発達障害・精神障害・身体・知的障害を持つ方や、その支援者からよく聞かれます。

実は、診断書の“有効期間”は制度や目的によって異なります。知らずに使い回してしまったり、期限切れのまま提出して手続きが止まる…なんてことも。

この記事では、大阪・東京・福岡・名古屋など全国の自治体で共通する基準や、制度ごとの違い、就労移行支援・障害者手帳・自立支援医療などで診断書が必要なタイミングをわかりやすく解説します。「いつまで使えるか」が分かれば、安心して次のステップに進めます。

診断書の有効期間はどれくらい?制度別に解説

■ 原則:有効期間は「発行日から3ヶ月」

多くの制度では、診断書の有効期間を発行日から3ヶ月以内としています。ただし、制度や自治体により若干異なることもあるため、以下を目安にしてください。

■ 就労移行支援・就労継続支援(A型・B型)での扱い

  • 有効期間:発行日から3ヶ月以内
  • 必要な理由:利用申請時に支援の必要性を証明するため
  • 備考:更新は不要。ただし、他制度申請時には再提出が求められる場合も

■ 障害者手帳申請(精神・身体・療育)

  • 精神障害者保健福祉手帳:診断書の有効期間は提出から6ヶ月以内
  • 身体障害者手帳:障害種別により有効期間は異なるが、概ね3〜6ヶ月以内
  • 療育手帳:自治体の判断により診断書が不要な場合もある

■ 自立支援医療(精神通院)

  • 有効期間:発行から3ヶ月以内
  • 備考:更新時には再診断書が必要(年1回)

■ 仮想ケース:名古屋のJさん(精神障害・30代)

就労移行支援を受けるために4ヶ月前に取得した診断書を使おうとしたところ、「3ヶ月以上前なので再取得が必要」と言われた。医師に再度依頼して無事手続き完了。診断書の有効期限に注意することで、手続きをスムーズに進められた

■ 実は意外と知られていないポイント

大阪市・福岡市などでは、「有効期間を過ぎた診断書でも、医師が“状態に変化なし”と補足すれば受理される」ケースもあります。ただしこれは例外的な扱いなので、基本は期限内提出が原則です。

診断書の有効期間で注意すべき8つのポイント

  1. 取得したら日付をすぐチェック
    理由:有効期限の起点は「発行日」
    方法:診断書コピーをとって、カレンダーに期限を記録
    効果:再取得の手間を防げる
  2. 制度別の有効期間を把握
    理由:手帳は6ヶ月、支援申請は3ヶ月など制度により異なる
    方法:役所のHPや支援者に確認
    効果:不要な書類の取り直しが減る
  3. 手続き前に「まだ使えるか」を確認
    理由:出してから「期限切れ」と言われると二度手間に
    方法:提出先に「この日付の診断書で使えますか?」と事前確認
    効果:安心して手続きに進める
  4. 複数の制度に使い回す場合はコピーを保管
    理由:原本が返却されないことも多いため
    方法:スキャンやコピーを取り、提出日もメモしておく
    効果:必要に応じて再取得がスムーズ
  5. 再取得には時間がかかることを見込む
    理由:医師の都合や予約状況によっては1週間以上かかる
    方法:手続き予定の2〜3週間前に依頼する
    効果:期限切れによる手続き遅れを防げる
  6. 「期限が切れてしまった」と感じたらすぐ相談
    理由:柔軟に対応してくれる自治体・支援機関もある
    方法:「この診断書で受け付け可能ですか?」と問い合わせ
    効果:再取得不要で済む可能性も
  7. 診断書の日付は“取得日”ではなく“発行日”が基準
    理由:郵送で受け取った日が遅くても、発行日でカウントされる
    方法:受け取り時に必ず日付欄を確認
    効果:誤解を防げる
  8. やってはいけない:期限切れの診断書を出して放置
    理由:受付されず、支援が遅れることに
    対策:早めに更新を依頼し、支援機関とも相談を継続
    効果:支援が途切れずスムーズに進行

Q&A:診断書の有効期間に関する疑問

Q. 就労支援で使った診断書を手帳申請にも使えますか?

A. 日付が有効期間内であれば可能なことが多いです。ただし様式の違いがあるため、別様式を求められるケースもあります。

Q. 有効期間が切れていても使える場合はありますか?

A. 自治体によっては医師の補足があれば受け入れることもありますが、基本は「期限内」が前提です。

Q. 診断書のコピーは有効ですか?

A. 原本が原則です。ただしコピー提出OKな制度もあるため、提出先に事前確認を。

Q. どのタイミングで診断書を取得すればいい?

A. 提出先から「必要になった時点」で取得がベスト。早すぎても期限切れになる可能性があります。

まとめ:診断書の“有効期限”を理解することが、支援を無駄にしないコツ

診断書は、障害者支援・就労支援・医療支援など多くの制度の入口です。けれど、「いつまで有効か」を知らないまま使うと、せっかくの支援チャンスを逃してしまうかもしれません。

この記事では、制度ごとの診断書の有効期間と注意点、トラブルを防ぐための具体策を紹介しました。大阪・東京・福岡・名古屋などでも共通するルールとして、3ヶ月前後が目安です。

「今使えるか不安」と思ったら、まずは提出先に確認しましょう。正しいタイミングで準備すれば、支援制度を最大限に活用できます。