障がいのある方の就職と活躍をサポートする大阪の就労移行支援事業所です

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【障害者が通う「事業所」って何?】種類・役割・選び方を徹底解説

「障害者のための事業所」ってどういうところ?

「障害者が通う“事業所”って具体的に何をするの?」「就職のため?それとも居場所?」「自分に合う事業所の選び方が分からない」――障害者支援の現場では、こうした声がよく聞かれます。

実は、「事業所」と一口に言っても、就労移行支援・就労継続支援A型・B型・生活介護・自立訓練など複数の種類があり、それぞれ役割が大きく異なります。

この記事では、大阪・東京・福岡・名古屋など全国にある「障害者のための事業所」について、その種類・特徴・利用方法・選び方を丁寧に解説します。「自分に合った支援を見つけたい」と考えるあなたにとって、最適なスタートになる情報をお届けします。

障害者が利用する事業所の種類と特徴

■ 就労移行支援事業所

対象:発達障害・精神障害・知的障害・身体障害などを持ち、一般就労を目指す18~65歳の方
内容:ビジネスマナー、PC訓練、履歴書・面接指導、職場実習、就職後の定着支援
期間:原則2年間
費用:無料~月額上限9,300円(多くは自己負担なし)

■ 就労継続支援A型事業所

対象:障害がありながらも一定の労働能力を持ち、雇用契約のもとで働ける方
特徴:最低賃金が保障され、雇用保険に加入できる
仕事内容:軽作業、パソコン業務、清掃、商品梱包など

■ 就労継続支援B型事業所

対象:体調や障害の特性から、雇用契約が難しい方
特徴:雇用契約は結ばず、工賃(成果報酬)制
仕事内容:手芸、シール貼り、リサイクル作業など
メリット:自分のペースで働ける。週1日、短時間からOK

■ その他の福祉事業所

  • 生活介護:日常生活に支援が必要な方の介護や創作活動
  • 自立訓練(生活訓練):生活スキルや人間関係の訓練

■ 仮想ケース:福岡市・Iさんのステップアップ

発達障害のある20代のIさんは、まずB型事業所で通所を始め、週3日の軽作業で生活リズムを整備。半年後にA型事業所へステップアップし、さらに就労移行支援を活用して一般就労に成功。現在は事務職として勤務中。

■ 実は意外と知られていない事業所の取り組み

名古屋・大阪・東京などでは、「アート活動」「パン製造・販売」「Web制作」など、個性に合わせた仕事ができる特色ある事業所が増えています。また、見学・体験通所を受け入れている施設も多く、事前に雰囲気を確認することが可能です。

障害者が事業所を選ぶときのポイント8選

  1. 自分の目標を明確にする
    理由:事業所ごとに「就職支援」や「日常支援」など方向性が異なる
    方法:「将来働きたい」or「今は生活を整えたい」などを言語化
    効果:ミスマッチを防げる
  2. 複数の事業所を見学する
    理由:雰囲気や対応は施設ごとに大きく異なる
    方法:大阪・東京・福岡・名古屋などの市役所サイトで検索→予約
    効果:自分に合った事業所を見極めやすい
  3. 支援内容と訓練内容を確認
    理由:「何をしているか」を具体的に知ることで納得して通所できる
    方法:パンフレットや説明会で詳細をチェック
    効果:継続しやすくなる
  4. 支援スタッフとの相性を見る
    理由:信頼関係が構築できるかが重要
    方法:面談時の対応や言葉づかいに注目
    効果:困った時に相談しやすくなる
  5. 通いやすさ・距離を考慮する
    理由:無理な距離は継続通所の障壁になる
    方法:交通手段・所要時間を確認
    効果:継続率が上がる
  6. 実績(就職率・定着率)を調べる
    理由:成果に直結する指標になる
    方法:ホームページや説明会で数値をチェック
    効果:信頼できる施設を選びやすい
  7. 利用条件(年齢・手帳の有無)を確認
    理由:利用対象が限定されている場合もある
    方法:市町村や支援員に相談
    効果:申し込み手続きがスムーズになる
  8. やってはいけない:最初の1件だけで決める
    理由:比較せずに決めると後悔しやすい
    対策:少なくとも2~3件は見学・相談する
    効果:自信を持って選択できる

Q&A:障害者の事業所に関するよくある疑問

Q. 事業所に通うと働けるようになりますか?

A. はい。就労移行やA型では、スキル習得と就職支援が行われ、実際の就職率も高い事業所があります。

Q. 障害者手帳がないと利用できませんか?

A. 手帳なしでも、医師の診断書などで利用可能なケースがあります。市役所に相談を。

Q. 何歳まで利用できますか?

A. 多くの事業所で65歳未満が目安ですが、自治体により例外もあります。

Q. 就労移行とA型・B型の違いは?

A. 就労移行=訓練+就職支援、A型=雇用契約あり、B型=雇用契約なしで自分のペースで作業。

まとめ:「あなたに合った事業所」は必ず見つかる

障害者のための事業所は、「働きたい」「外に出たい」「安心して過ごしたい」と思うすべての方のために存在します。

この記事では、大阪・東京・福岡・名古屋を含む全国の支援制度とともに、事業所の種類・内容・選び方を詳しく紹介しました。

一人で悩まず、まずは見学・相談してみてください。あなたに合った支援と環境は、きっと見つかります。