大阪市 西区 就労移行支援事業所 にこにこワークス 加賀瀬
「栄冠は君に輝く」
夏の風物詩、高校野球が今年100回目の記念大会を迎えました。…
大会歌「栄冠は君に輝く」の作詞家の記事が朝日新聞6月17日朝刊に載っていました。
朝日新聞が1948年に公募して、石川県根上町の加賀道子さんの詞が選ばれました。
作曲は昭和初期からのヒット曲を手掛けた古関裕而さんです。同年7月20日に発表されました。
発表から20年経った1968年2月、加賀道子さんは「本当は婚約者だった大介さんの詞であって、道子さんの名で応募したもの」と打ち明けていました。
野球少年だった今は亡き大介さんは、16歳の時試合中にけがをしたことから、骨髄炎になり、ひざ下を切断、松葉づえ生活になったそうです。
生前高校野球の中継で流れる大会歌を聞き、「我ながらいい歌だな」と喜んでいたようです。
現在は作詞・加賀大介、作曲・古関裕而となっています。
雲はわき 光あふれて
天たかく 純白のたま きょうぞ飛ぶ
若人よいざ まなじりは 歓呼にこたえ
いさぎよし ほほえむ希望
ああ 栄冠は 君に輝く
詞も素敵ですが曲も素晴らしい。高校球児のみならず聴く者の心を鼓舞してくれる歌だと思います。今年もまた熱い甲子園からこの歌が流れます。
全国高校野球選手権第100回を記念して、映画化も実現したようです。