大阪市西区の就労移行支援事業所にこにこワークスでは、精神疾患や発達障害など、障がいや難病により単独で就職する事が困難で就職に支援が必要な方を対象に障害福祉サービスの提供を行っております。
今回は、にこにこワークスを利用して就職された方の事例をご紹介します。
※個人情報の部分は一部変更させていただいております。
利用者
40代女性
うつ病
利用期間:1年9ヶ月
利用するまで
就労経験はなく、うつ病でなかなか外出ができない状態が長年続いていました。
自宅療養を経て、状態が少しずつ安定してきた頃に、社会復帰をめざしたいとの思いで色々な資源を探していたところ、ご自身で就労移行支援というものを知り、勇気を出して相談に来られます。
利用スタート
まずは体調を整えることをめざし、無理のない週3日から利用を始めました。
初めは人とのかかわりは全く持たず、一人で黙々と取り組める訓練を中心に行うようになります。
その中で、全く触ったことのないPCにも慣れるために、少しずつ基礎から学習を始められます。
訓練内容
〇基礎的なPC訓練
一つのことをやり始めると途中で投げ出すことはなく強い意志でやり遂げる方で、PCは全くスキルはないところから着実に訓練を重ねていき、MOSの資格を取得されました。
そこで自信をつけることができ、資格取得まで達成したことで、「継続する」ことが得意ということにも気づくことができました。
〇講座への参加
初めは人と関わることは全くなく、ひたすら一人で黙々と訓練に取り組むだけでしたが、環境に慣れてきた頃に少しずつ講座にも参加するようになりました。
講座では、他の人と少なからずコミュニケーションを取ることもあるため、集団の中で発言をしたり、関わりを持ったりすることが増えていきます。
他者と関わることが増えると、人と話したり関わったりすることが楽しいと感じるようになったそうです。
就職活動
就労経験がなかったこともあり、新たな環境に慣れるためにいくつか実習の経験を積んでいきます。
そうすることで、自分に合った仕事や職場環境を知ることにつながっていきました。
その後、実習でご縁のあった企業に、未経験でありながらも事務職で正社員として採用が決まりました。
経験がないということが不安や自信のなさにつながっていましたが、経験ではなく、真面目で周りに気を遣うことができるというお人柄や、
しっかりと自分と向き合い、病気を受容して前に進んでいる姿勢が、ご縁につながりました。
現在
入社から、早くも約2年が経過しました。
ストレスを感じることはありながらも相談したりうまく対処しながら安定した出勤が続いています。
また、他の事例も紹介させていただきます♪
これまでの事例もぜひご覧ください。
50代男性・うつ病・1年の利用期間を経て未経験の職種に就職した事例
20代男性・知的障害・障害を受容し得意な作業系の職種に就職した事例
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事業所名:就労移行支援事業所 にこにこワークス
所在地 :〒550-0015
大阪府大阪市西区南堀江4丁目16−16 イイダ3ビル 4F
電話番号:06-6543-5577
最寄り駅:地下鉄西長堀駅 7番出口から徒歩 2分(大阪市中央図書館付近です。)
阪神 桜川駅 2番出口から徒歩 8分(途中左手にマクドナルドが見えてきます。)
■にこにこワークスとは?
病気などの事情により企業で働くことに不安がある方、就職しても長く続けることが難しく何度も転職してしまった方、人と上手に付き合うことが難しい方が、長く安心して働くことができるようにお手伝いをさせていただく事業所です。
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