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大阪市西区の就労移行支援事業所にこにこワークスで行っている精神疾患や発達障害の方へのサポート ~SST講座『上手な断り方』~

大阪市西区の就労移行支援事業所にこにこワークスでは、精神疾患や発達障害など、障がいや難病により単独で就職する事が困難で就職に支援が必要な方を対象に障害福祉サービスの提供を行っております。

 

 

 

 

こんにちは。

先日のSST講座で、お願いや誘いを断る方法について考えました。

※SST(Social Skills Training/社会技能訓練)……日常生活や仕事で起こりがちな場面を想定し、対応方法を考える講座です。

 

 

 

 

みなさんは、無理なお願いやどうしても気分が乗らない誘いを受けたときはどうしますか?

 

「断りたいな…」と思いつつもうまく断れずにOKしてしまったり、言葉選びがうまくいかず揉めてしまったり…

断ることは自分を守るために大事なことですが、角が立たないように断るのは難しいですよね。

 

 

 

 

今日は、

「同僚に仕事を手伝ってほしいと頼まれたが、自分も明日が締め切りの書類の作成で忙しく余裕がない」

という状況を例に挙げて、自分ならどう思うか?どう返答するか?を考えていきました。

 

 

 

 

講座に参加された利用者さんの意見を一部ご紹介します。

 

 

 

どう思う?

・自分も忙しいからきついなぁ

・手伝う時間はない

・そんな余裕ないよ…

 

 

 

どう返答する?

・声をかけてくれたのは嬉しいけど、明日締め切りの仕事があるから手伝えないんだ。ごめんね。

・今は忙しいから、自分の仕事が終わったら声をかけるね。

・明日なら手伝えるから、明日も終わっていなかったら手伝うよ。

・申し訳ないけど、他の人をあたってくれませんか?

 

 

 

 

などなど、たくさんの意見を出してくださいました。

 

 

 

 

同僚のことも気遣いつつ、自分の事情も説明してきちんと断ることができていますね。

 

 

また、「手伝えなくて申し訳ない」という謝罪の言葉を添えたり、

「明日なら手伝える」などお願いに応えられるタイミングも合わせて伝えることで、

相手も嫌な気持ちになりにくいですね。

 

 

 

 

 

 

出していただいた意見を振り返りながら利用者さんと話していると、

 

「まずは相手を気遣う言葉から始めると柔らかく感じる」

「断りたい場面は自分も余裕がないときが多いけど、そんなときに自分が言われて嫌でない言葉選びが大事」

 

など、さらに理解を深めることができました。

 

 

 

 

SST講座では、このように仕事や対人関係がうまくいくコツを皆さんで意見を出し合いながら考えます。

 

 

 

 

本題に入る前には毎回アイスブレイク(雰囲気を和らげるためのちょっとしたレクリエーション)をしていますので、

緊張しすぎることなく参加していただけるかと思います。

 

 

 

 

ご興味がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

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