大阪市西区の就労移行支援事業所にこにこワークスでは、精神疾患や発達障害など、障がいや難病により単独で就職する事が困難で就職に支援が必要な方を対象に障害福祉サービスの提供を行っております。
今回は、就労移行支援を利用する中でみなさんがどのような目標を立てて取り組まれているかについてお話します。
長期目標と短期目標
まず、就労移行支援を利用し始める際には、『個別支援計画』という、利用する中での一人一人に合わせた計画を立てます。
その中では、就職という目標に対し、およそ1年後の『長期目標』と、3か月後の『短期目標』を立てます。
『長期目標』は、たとえば「自分に合った仕事を知る」「働くために必要なスキルを身につける」「安定して働ける状態にする」など、就職を見据えてどのような状態になっているのが理想か、一緒にイメージしていきます。
そして、3ヶ月ごとに立てる『短期目標』は、『長期目標』に向けて今の課題を整理し、特にこの3ヶ月で取り組むことを決めます。
たとえば、体調がまだ不安定の人は、「体調を整える」ことを目標にし、具体的には体調管理のために生活リズムを整えることを意識します。
また、PCスキルを向上したい人は、「PCの資格を取得する」ことを目標にして資格の勉強に集中している人もいます。
そして、3ヶ月後に振り返りを行い、それによって次の目標を立てていきます。
週間目標
にこにこワークスでは、1週間の最初の通所日に『週間目標』を立てていただいています。
1年後や3ヶ月後はイメージしづらいかもしれませんが、直近の1週間の目標を立てることで、なんとなく1週間を過ごすのではなく、より課題を意識して取り組むことができます。
たとえば、「毎日遅刻せずに通所する」「軽作業でミスを減らす」など、1日の訓練の中でもより取り組みやすいように、小さな目標を立てます。
週の終わりには、振り返り面談を行っており、その際に週間目標に対してどう取り組んだかを整理し、次の週の目標を立てていきます。
この繰り返しが、3か月後の目標、さらに1年後の目標に繋がっていきます。
目標は人によって違います。
大きな目標だけではなく、日々の中で意識しやすい、小さな目標を立てながら少しずつステップアップしていくことができればいいなと思います。
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事業所名：就労移行支援事業所 にこにこワークス
所在地 ：〒550-0015
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電話番号：06-6543-5577
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阪神 桜川駅 ２番出口から徒歩 ８分（途中左手にマクドナルドが見えてきます。）
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