この本は健康的な食事とは何かを伝えるものです。そして、その中で取り上げられる食事は目新しいものではありません。
しかし、この本を読んで食事に関する知識で、気づかされたことは多々ありました。例えば、
・果物をよく食べる人は糖尿病になりにくいが、フルーツ　　ジュースを飲む人は糖尿病になりやすい。
・ビタミン等の栄養素は食べ物で取ってこそ効果があるもので、それだけを取り出したものを摂取しても効果がない。（ものによっては発がん率が高まるといったリスクがあるものも…?
など、です。
そして、よくメディアで取り上げられるような「最新の研究では○○が□□の予防に効くと判明しました」というようなものについても読者が、それを妄信せず自分で考える材料を与えてくれています。最新の研究結果というのは目新しかったり、奇抜ではあるが充分なエビデンスがないものが多いそうです?
そして、現時点で健康を維持する効果がある、と十分なエビデンスがある食事は①野菜?（ジャガイモなどの炭水化物を除く）、②果物?、③魚?、④ナッツ類?、⑤オリーブオイルの５つとのことでした。以上が、この本の大まかな内容ですが著者はこの本で書いた食事をするべきと言っている訳ではなく、”正しい知識を得た上で選択してほしい”と書いており、正しい研究結果の見方などにも触れていますので、健康的な食事について興味がある方にはお勧めの本です✨

ちなみに僕は好き嫌いが多く、健康にも食事にもあまり興味がないので、今日の昼食は本で書かれていることとは真逆のコンビニの冷たいうどんです