精神疾患や発達障害など、障がいや難病により単独で就職する事が困難で、就職に支援が必要な方を対象に障害福祉サービスの提供を行っております。
大阪市 西区 就労移行支援事業所 「にこにこワークス」 の田中です!
こんにちは(^o^)!
本日は特に小ネタも無い(引き出しが少なくてすいません)ので、いきなり本題に入らせてもらいますね。
本日のカリキュラムはアキコ先生の『しあわせに生きる考え方』の講座でした!
まず、いつもウォーミングアップとして自己紹介をするのですが、今回は
① 呼ばれたい名前
② 好きな本
③ やってみてよかったこと
④ 今回の講義で聞いてみたい(得たい)こと
この4つを皆さんに紹介して頂きました発表が後の方だと考える時間は十分ありますが、前の方だと時間も少ないのでなかなか大変です。
ただ、皆さんしっかりと話して下さり、好きな本も皆さんバラバラで、個性が出ていて面白かったです!
そして、本題ですが今回は利用者さんからのリクエストで人を“ゆるす”にはどうしたらよいかというものでした。
まず、“ゆるす”は「許す」と「赦す」の2つに分けて考える必要があり、今回は「赦す」ということについて考えました。
選択理論の考え方では、自分でコントロールできるもの(思考と行動)とコントロールできないもの(感情と生理反応)を分けて考え、コントロールできるものに焦点を当てるものです。
では、「赦す」ことはどれに分類されるでしょうか?
一見、感情に思いますよね? しかし、アキコ先生によると「赦す」はコントロール可能な行為だということでした✨
まず、人を「赦す」には相手が自分にとって嫌な行為をしていることを認識する必要があるとのことです。
そして、その後は「忘れる」ということが必要になります。その為に何をすべきなのかということですが、選択理論はあくまでコントロールできることに焦点を当てます。
忘れる対象は「過去」のことですが、「過去」は変えられない(コントロールできない)ので、変えていくことのできる「今」と「未来」に対して「行為」や「思考」をコントロールすることで「忘れる」ことができるとのことです。
その結果、“ゆるす”ことにつながるそうです。(説明が下手で、分かりにくいかもしれませんが申し訳ありません)
自分自身を振り返ると、嫌な事をされた相手に対しては相手の立場を考えてみたり(思考?)、時には関係を切るなどしてその場から離れている(行為?)ことで、嫌な事をしてきた相手のことはどうでもよくなっている部分があるので、今回の講義はそういったことかなあと捉えています。
利用者さん達の感想は、全然嫌な事があってもすぐに忘れるなどして出来ているという人もいれば、頭で分かっていてもなかなか実践できないなど様々でした。
ただ、今回利用者さんが言ってくださったテーマを取り上げてくださったので、みなさんしっかり話を聴いておられ、得たものは多かったように感じました!