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ご苦労さまという言葉について考える

大阪市 西区 就労移行支援 にこにこワークス 加賀瀬です。

最近何かと物議を醸している「ご苦労さま✋」っていう言葉を考えてみました。
言葉って、使い方によっては人を不快感にさせることがありますよね。
辞書で「ご苦労さま」の意味を調べてみました。

広辞苑では「他人の骨折りをねぎらっていう語」とあります。
広辞林では「苦労の敬語」「人の骨折りを慰めるあいさつ」
岩波国語辞典では「他人の苦労を敬って言う語」「他人の骨折りをねぎらう言葉」となっています。
辞書で調べた限りでは決して不快ではないですよね?いずれも労いと感謝の意を含んでいます。

しかし「ご苦労さま」の使い方で人を不愉快にさせたという事例が多くみられるようになりました。「ご苦労さま」と言われて激怒?する人もあるようです。
その理由が「自分より目下の者からご苦労さまと言われた」「俺はお前の部下じゃねーよ」といった類のようです。

見た目だけで自分より目上か否かを見分けることは難しいと思われますが、
この風潮が正しいとすれば、あらゆる場面で目上に対して「ご苦労さま」は使わないということになりますね。ビジネス以外の例えば新聞配達の方や、宅配便?の配達の方に対しても「ご苦労さま」は使わないほうがいいのでしょうか?

この様に考えてくると「ご苦労さま」はごく狭い範囲でしか使えない言葉になってしまいますね。いずれは死語になってしまうのでしょうか。

また、「ご苦労さま」と言われて私たちはどう返事を返せばいいのでしょう。その時のシチュエーションにもよるのでしょうが、「とんでもありません」「恐れ入ります」「いえいえ」「仕事ですから」といったところでしょうかね?

いつごろからでしょう、目上の人に対してご苦労さまは失礼にあたるから使ってはダメ。代わりにどういえばいいかというと「お疲れ様でした」となってしまったのです。
そして現在のビジネスマナーではこれが正しいマナーとして定着しているのです
いずれにしても労いと感謝の気持ちを込めて伝えたいものですね