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人にストレスを与えない頼み方(*´▽`*)

大阪市 西区 就労移行支援事業所 「にこにこワークス」の田中です。
こんにちは。

日曜日に天気が良かったので、京都の無鄰菴に行きました。この無鄰菴という所は、京都地下鉄 東西線の蹴上という駅の近く(京都動物園も近いです)にあります。
小さな門をくぐると日本庭園が広がっており、そこに日本家屋の本館と洋式建築の別館、そして、小さな茶室の3棟が建っています。その本館の軒下に座ると日本庭園全体が見え、庭園の中にある川の流れる音や、鳥の鳴き声も聞こえる(車の走る音も聞こえますが)ので、のんびりした時間を過ごせる、個人的にお気に入りのスポットです。ただ、初めてそこを訪れた時より人が増えていたので、思っていたよりのんびりできず残念でした。あと、近くにインクラインというお花見の名所があり、そちらにも行ったので日曜は珍しく活発に動き回り、新年度に向けしっかり気分転換してきました。

今週は、「上手な人との付き合い方」というカリキュラムでした。内容は『他人に嫌な思いをさせずにものを頼む』ために、心理学を用いた頼み方を学ぶものです。
前に「ドア・イン・ザ・フェイス(本来の目的より大きな頼みをし、拒否された後に本来の頼みごとをする技法)」を取り上げたので、その続きとして今回は「フット・イン・ザ・ドア」という技法を取り上げました。
これは、本来の目的より小さな、おそらく相手が断らないであろうお願いを何度かした後に本来のお願いをするというものです。
まず、小さなお願いをしてそれを相手が承諾することを繰り返していると、その後少し無理に思える要求でも、拒否してしまうと今までの「承諾する」という行為に矛盾が生じるので、その矛盾を避けようとする人間の心理的な習慣に注目した技法です。
それを利用者さんにお伝えした上で、過去に頼みにくかったことを挙げてもらい、この技法を用いて言い換えてもらったのですが、利用者さんの中には「過去に自然とやっていたかも…」という意見もありました。また、この技法はセールスなどにも使われるので、利用者さんたちが、相手の要求を受け入れていくうちに自分の負担がでかくなりすぎることがないよう学ぶ機会にもつながったように思いました。

今回、ある利用者さんの話からある気付きが得られたので、次回はその方の役に立てるようなお話をする予定です。