≪面接練習≫
就職では避けて通れない面接ですが恐れることはありません。
企業はあなたのことを知りたいから面接するのです。採用するからには一緒に長く勤めて欲しいと思っています。
あなたのことを理解してもらえるよう準備しておきましょう。
□目的
恐れることはないといわれても、やはり不安は付きまとうものです。あなたを知ってもらうチャンスです。
想定される質問や面接マナーを知り、模擬面接のロールプレイングによって、面接本番でほぼ普段通りのあなたを出せるよう練習しておきましょう。
□内容
1 面接までに整理しておきたいことがあります。
1.お持ちの病や障がいがいつ発症し、その原因は何か。
2..精神障がいの具体的な症状と対処方法は。
3.そのために会社としてあなたに配慮してほしい事柄は?
4.現状の服薬状態や通院状況はどうなっているか。
5.家族や友達、あるいは行政などの支援機関などに頼むことができるかどうか。
これらを自分の言葉で話せるよう整理しておきましょう。または話せない人は書面で提出できるようまとめていきます。
2 面接時のマナー
1.面接に遅刻しないこと。面接の始まる10分~5分前には訪問しましょう。
2.身だしなみはきっちりと。髪、無精ひげ、ネクタイのゆがみはありませんか。
3.部屋に入ったとき、背筋を伸ばしはきはき、きびきびした態度で臨みましょう。
4.履歴書は封筒から出して渡しましょう。
5.面接が終わったらお礼を言いましょう。
3 面接の想定質問例
1.前職の退職理由は何でしょう。
2.得意な仕事と苦手な仕事を教えてください。
3.ストレスの発散方法を教えてください。
4.その他
4 会社が知りたいこと
1.どんな仕事でどれくらいの量をどれくらいの時間取り組めるのか。
2.負担を感じずに続けられる時間はどのくらいか。
3.困ったときに相談してもらえるだろうか。
4.どんな環境なら仕事に取り組めるのだろう。
5.どんな配慮があれば長く働けるのだろう。
6.みんなと一緒に仕事が出来るだろうか。
□期待される効果
事前の練習によって不安が軽減されます。
模擬面接のロールプレイングにより面接の場慣れが期待できます。
面接練習を通して,ビジネスマナーが身に付きます。